ABEMAツアー2023の開幕試合「Novil Cup（徳島県・Jクラシックゴルフクラブ）」にて、プロ転向後初優勝を収めた杉原大河プロ。
ツアー屈指の飛距離を生み出すパワフルなショットが持ち味の、新進気鋭の若手プロゴルファーです。
今回の記事では、そんな杉原大河プロの2023年版クラブセッティングをご紹介します！
プロゴルファー・杉原大河のクラブセッティング（2023年版）
2023年の杉原大河プロのクラブセッティングは以下の通り。
ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン型UT、アイアン7本、ウェッジ3本、パターの、合計14本が基本セッティングとなっています。
| メーカー | クラブ名 | |
| ドライバー（8.5°） | キャロウェイ | ROGUE ST プロトタイプドライバー |
| フェアウェイウッド（15°） | キャロウェイ | ROGUE ST プロトタイプフェアウェイウッド |
| ユーティリティ（18°） | キャロウェイ | X FORGED UT アイアン型 |
| アイアン（4番） | キャロウェイ | APEX PRO アイアン |
| アイアン（5-9番, PW） | キャロウェイ | X FORGED アイアン |
| ウェッジ（52°, 58°, 60°） | キャロウェイ | JAWS FORGED ウェッジ |
| パター | キャロウェイ | ODYSSEY WHITE HOT OG #7CH パター |
| ボール | キャロウェイ | CHROME SOFT Xボール |
ドライバー：ROGUE ST プロトタイプ（8.5°）（キャロウェイ）
杉原大河プロは、PGAツアー選手のジョン・ラームやザンダー・シャウフェレ、サム・バーンズらと同じ『ROGUE ST プロトタイプ』のドライバーを使用しています。
「FLASHフェースSS22（※1）」や「JAILBREAK AI SPEED FLAME（※2）」、「タングステン・スピードカートリッジ（※3）」と言った、キャロウェイの最先端テクノロジーが搭載されたこのドライバーは、ボールスピードの速さとミスヒットの強さが驚異的。
これらのテクノロジーは、『ROGUE ST MAX』や『ROGUE ST MAX D』、『ROGUE ST MAX LS』などの一般販売されているドライバーにも採用されているため、ドライバーの安定性を高めたいというゴルファーにはおすすめです。
※1. 『FLASHフェースSS22』は、従来より考慮されている「ボール初速の向上」や「ターゲットゴルファーの打点位置」に加えて、「スピン・打ち出し角・ボール初速の組み合わせ」までをも含めたアルゴリズムによってAIが設計。これにより、飛距離性能の最適化を図っています。
※2. 『JAILBREAK AI SPEED FLAME』によって、クラウンのたわみ量が減少。その分、インパクトの力がよりフェースに注がれ、高いボール初速が安定して生み出されることを実現しました。
※3. 『タングステン・スピードカートリッジ』とは、ヘッド後方に搭載した約11gのタングステン（おもり）のこと。このタングステンの効果により、オフセンターヒット時のボールスピードが向上するとともに、慣性モーメントが拡大しました。これにより、インパクト時の安定性が格段に向上しています。
ポチップ
フェアウェイウッド：ROGUE ST プロトタイプ（15°）（キャロウェイ）
杉原大河プロや、PGAツアー選手の他にも、西村優菜プロや堀琴音プロなどの女子プロにも評判の高かった『ROGUE ST』フェアウェイウッド。
「FLASHフェース22」や「ジェイルブレイク ST」などのテクノロジーを採用しており、ボールスピードの速さ・飛距離性能の高さは、他のフェアウェイウッドを追随させないクオリティに。
「タングステン・カートリッジ」はドライバーとは真逆の前方に設置したことで低・浅重心化を実現。これにより、過度なアッパースイングになることを防ぎ、安定して高初速で打ち出すことが可能となりました。
トッププロがこぞって “安心できるクラブ” と言っている上、ボール初速を出しやすいクラブになっているので、『ROGUE ST』のフェアウェイウッドは、ヘッドスピードの遅いゴルファーにもおすすめできる1本と言えます。
ポチップ
ユーティリティ：X FORGED UT（18°）（キャロウェイ）
杉原大河プロも使う『X FORGED UT』には、ドライバーやフェアウェイウッドにも採用される、AI設計の「FLASHフェース」が搭載されています。
このテクノロジーの効果により、従来のUTに比べてボール初速・飛距離性能が向上。
またヘッド形状がキャビティ型になっていることで、難しさを感じさせない顔に仕上がっています。
ウッド型のユーティリティが苦手な方は、杉原大河プロのように『X FORGED UT』を使ってみても良いかもしれません。
ポチップ
アイアン：APEX PRO アイアン（4番）（キャロウェイ）
杉原大河プロが使う『APEX PRO』では、キャロウェイの鍛造アイアンでは初めてAI設計の「FLASHフェースカップ」を搭載。これにより、ボール初速の向上と高初速エリアの拡大、スピン量の最適化を実現しました。
さらに中空構造を採用したことで、ミスヒット時の寛容性も高まり、ロングアイアンでも簡単に飛ばせるクラブとなっています。
またヘッド下部には、「タングステン・エナジー・コア」を搭載したことでボールの高弾道化も実現。
『APEX PRO』を使えば、長い距離でも果敢にグリーンを狙っていくことができますよ。
ポチップ
アイアン：X FORGED アイアン（5-9番, PW）（キャロウェイ）
杉原大河プロが使う『X FORGED アイアン』は、キャロウェイがアスリートゴルファーが求めるアイアンとして作ったもの。
ボールの操作性や打感の良さなどがこだわられているアイアンであり、ボールを曲げることはもちろんラフからの脱出にも適したクラブとなっています。
ヘッドは小ぶりであるものの、グースネック型のアイアンで安心感を感じられ、上級者には比較的扱いやすいクラブとも言えます。
競技志向の高いゴルファーの方は一度手に取ってみては？
ポチップ
ウェッジ：JAWS FORGED（52°, 58°, 60°）（キャロウェイ）
ウェッジ界の２大巨頭とも言えるタイトリストの「Vockey」とキャロウェイの「JAWS」。
杉原大河プロが使用するウェッジは、キャロウェイの「JAWS FORGED」です。
打感の良さとスピン性能の良さが売りの「JAWS FORGED」には、溝と溝の間に、溝に対して斜めで小さな凸部を配置する『マイクロフィーチャー』を搭載。これにより、従来の「JAWS」よりも強烈なバックスピンを生み出します。
さらに、新搭載の『タングステン・テクノロジー』によって、思い通りにロブショットを打つことが可能に。
グリーン周りでバリエーションを増やすなら、キャロウェイの『JAWS FORGED』に決まりです。
パター：ODYSSEY WHITE HOT OG #7CH（キャロウェイ）
杉原大河プロが使用する『WHITE HOT OG』の大きな特徴は、インサートにボールのカバーと同じ素材を使用したこと。
これにより、インパクトでのボールとの相性が向上し、ソフトでありながらもしっかりと反発してくれる性能を実現しました。
打感と打球音、安定した打ち出しに転がり。杉原大河プロ以外にも、数多くのツアープロが『WHITE HOT OG』を使用しています。
数多くのプロゴルファーを魅了する『WHITE HOT OG』、ぜひ試してみてください。
ポチップ
ボール：CHROME SOFT X（キャロウェイ）
杉原大河プロのみならず、石川遼選手を始めとする日本男子プロ、西村優菜選手を始めとする日本女子プロ、ジョン・ラーム選手を始めとするPGAツアープロなど、数多くのトッププロが使用する『CHROME SOFT X』。
高いスピン性能に加えて、直進性の高さにも優れていることから、厳しい環境で戦う必要にあるトッププロがこぞって使用します。
アマチュアゴルファーが使用しても、1段階上のパフォーマンスに引き上げてくれるゴルフボールなので、中級者・上級者ゴルファーにステップアップしたい方は、ぜひ一度使ってみてください。
ポチップ
杉原大河プロは優しさのあるクラブセッティングを使用！
今回の記事では、「ABEMAツアー2023・Novil Cup」でプロ初優勝を遂げた、杉原大河プロのクラブセッティングをご紹介しました。
アイアンやウェッジには操作性の高いものを使用している杉原大河プロですが、ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティーには、アマチュアゴルファーにもおすすめできる寛容性の高いクラブを使用していることも分かりました。
ぜひこの記事で紹介した杉原プロのクラブセッティングを参考に、寛容性の高いクラブセッティングに変更してみてはいかがでしょうか？
