「たまにはゴルフクラブのお手入れをしてみよう。」
こう思いつつも、どうお手入れをすると良いかが分からない方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、ゴルフクラブのお手入れに必要な道具とお手入れ方法をご紹介します!
どのゴルフボールを使ったら良いの? と疑問の方には、こちらの記事もおすすめです!
ゴルフクラブのお手入れはなぜ必要?
- ゴルフクラブを破損させずに長く使うため
- スピン性能やシャフト特性が失われてしまうため
「ゴルフクラブを長持ちさせたい。」「高いスピン性能を維持させたい。」と思われるなら、ゴルフクラブをお手入れされることをおすすめします。
ゴルフクラブを破損させずに長く使うため
ゴルフクラブには、ステンレスやチタン、軟鉄、カーボンなど数多くの素材が使用されています。
特にアイアンやウェッジ、パターは、金属製の素材を多く使用されることが多く、サビが発生しやすいクラブでもあります。
また、ゴルフクラブのグリップに使用されるゴムは、耐久性が低めであるため、お手入れをしてあげないとすぐに劣化して使い物にならなくなることも。
そのため、ゴルフクラブをできる限り長持ちさせるためには、日々のお手入れが必要なのです。
スピン性能やシャフト特性が失われてしまうため
ゴルフクラブのフェース面がサビてしまうと、クラブが持つスピン性能が損なわれてしまいます。
また、シャフトがサビてしまうと、本来持つしなりを感じられなくなる可能性も。
場合によっては、ゴルフクラブの破損につながることすらあります。
その他、泥などの汚れが付着するだけでもゴルフクラブの性能に影響が生じますので、少しでもスコアメイクに繋げたい方は、日頃からお手入れをするよう心がけましょう。
ゴルフクラブのお手入れに必要な道具
- スポンジ
- ブラシ
- タオル
- サビ防止スプレー
ゴルフクラブのお手入れでは、上記のようなお手入れ道具を使用します。
ここからは、それぞれの道具の役割をご紹介します。
スポンジ
傷がつきやすいウッドやユーティリティは、スポンジを使用して汚れを落とすことがおすすめです。
ゴシゴシと強く擦ると傷がいくので、軽く水をつけて撫でるように汚れを落とすことがポイント。
スポンジ一つあれば、ドライバーからウェッジまで全てのクラブをお掃除できるので、ぜひ準備してみてください。
※ご家庭にあるスポンジ(柔らかめ)で大丈夫です
ブラシ
アイアンやウェッジの溝に土や芝生が挟まっていれば、ショット時のスピン量に影響を及ぼしかねません。
これはラウンド中にも意識しておきたいことですが、フェース面に汚れを残さないよう、こまめにブラシで汚れを落とすようにしましょう。
金属製のブラシや、使わなくなったたわしなどを使用すると、簡単に汚れを落とせますよ。
ブラシを用意することが面倒な場合は、スポンジで代用することも可能です。
※ドライバーなどのウッドや、ユーティリティなどには、ブラシでの汚れ落としは厳禁です。
タオル
ゴルフクラブにサビが発生する原因は、汚れと水分であり、どれだけ丁寧に汚れを落としたとしても、水分が残っていればサビが発生しやすくなってしまいます。
そのため、いらなくなったタオルやゴルフ用のタオルなどを用いて、水分を付着させないように努力をしましょう。
お手入れの際はもちろんですが、雨の日にラウンドをした際などは、ラウンド後に極力クラブを拭くよう意識すると、サビや破損なく長くクラブを使えることにつながりますよ。
サビ防止スプレー
アイアンやウェッジ、パターなどの金属製のクラブ・シャフトには、サビ取りクリームやサビ防止スプレーを塗ることをおすすめします。
ヘッドはもちろん、スチールシャフトも金属製であり、雨の日のラウンド後などに放っておくと、錆が発生しやすくなってしまいます。
ラウンド後や日々のメンテナンスで、ヘッドに加えてシャフトもしっかりと乾拭きし、最後にサビ防止スプレーを塗るように意識をしましょう。
ヘッド・シャフト・グリップ別 ゴルフクラブのお手入れ方法
ここからは、ゴルフクラブのお手入れ方法をご紹介します。
ヘッド、シャフト、グリップ別にお手入れ方法が異なりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフクラブのヘッドのお手入れ方法
アイアンヘッドのお手入れ手順
- クラブヘッドを水に浸します。
- フェースやソールに付着した汚れを、スポンジやブラシを使って落とします。
- 乾いたタオルで、汚れ・水分を拭き取ります。
- サビ防止スプレーを吹きかけて、乾いたタオルでしっかりと拭き取ります。
ウッド(ドライバー・スプーンなど)のお手入れ手順
- フェースやソールに付着した汚れを、スポンジやブラシを使って落とします。
汚れが落ちにくい場合は、少しだけ水滴をつけてブラッシングをします。 - 少し濡れたタオルで、ヘッド全体の汚れを拭き取ります。
- 柔らかいタオルで、ヘッド全体の水分をしっかりと拭き取ります。
ゴルフクラブのシャフトのお手入れ方法
スチールシャフトのお手入れ方法
- 濡れたタオルで磨くように、シャフト全体を拭き上げます。
※サビてしまっている場合は、サビ取りクリームを使って錆を落とします。 - 乾いたタオルで、水分・クリームを拭き取ります。
- サビ防止スプレーを吹きかけて、乾いたタオルでしっかりと拭き取ります。
カーボンシャフトのお手入れ方法
- 濡れたタオルで磨くように、シャフト全体を拭き上げます。
- 乾いたタオルで水分を拭き取ります。
ゴルフクラブのグリップのお手入れ方法
- 濡れたタオルでグリップ全体を拭き上げます。
- 汚れがひどい場合は、中性洗剤とスポンジを使って洗います。
※グリップエンドから水が入るとシャフトがサビてしまうので注意してください。
ティーやボールマークを挿してしまうと、雨のラウンドなどで水が入りやすくなるので、テープをする、ラップを巻くなどグリップエンドの上に、何かを被せて保護する方法がおすすめです。 - 汚れが落ちれば洗剤が残らないように水で洗い流し、乾いたタオルで水分を拭き取ります。
- 月に1回程度など、頻繁にゴルフクラブを触らないようであれば、グリップにラップをして乾燥を防ぎます。
ゴルフクラブを長く使うには日々のお手入れが大切!
ゴルフクラブの破損を防ぎ、スピン性能やシャフトの特性を長く維持するためには、日々お手入れをしておく事が重要です。
ぜひこの記事でご紹介したお手入れ方法を参考に、ゴルフクラブを長く使えるようにメンテナンスしてみてください!
クラブ選びで悩む事が多い方は、ぜひ一度、プロゴルファーのクラブセッティングも参考にしてみてはいかがでしょうか?