ゴルフ初心者必見!覚えておくべきラウンド中のマナーとその理由

ゴルフ初心者が知っておきたいラウンド時のマナーについて
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ゴルフ初心者は「自分は下手だから同伴者や他の組の人たちに迷惑をかけてしまうのではないか」と不安になることも多いでしょう。

初心者の頃はラウンドに慣れていないため、どんなゴルファーでもプレー前に不安になったり、ラウンド中も焦ってしまうことは多いです。

しかし、最低限のことさえ守っていれば迷惑をかけることはありませんし、同伴者もサポートしてくれます。今回は、ゴルフのラウンド時にどのようなマナーに気を使えば良いのかをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

目次

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ゴルフ初心者が知っておくべきラウンド中のマナーとは?

ゴルフには「細かなルールやマナーがあるので大変だ」と感じるゴルフ初心者の人も多いはず。

実際にゴルフのルールは多岐にわたっていて、プロゴルファーでも全部を覚えているわけではありません。そのため、初心者ゴルファーもルールの全てを覚える必要はなく、分からないことはラウンド中に同伴者に教えてもらえば良いのです。

一方、ゴルフマナーは同伴者はもちろん、他の組のゴルファーがお互いに気持ちよくゴルフをするために最低限は覚えておくことが大切です。

ゴルフマナーも多岐にわたっており、来場時にはブレザーは必ず着用しなければならない、クラブハウスの中では帽子は必ずとる、ゴルフウェアは襟付きにする、などが服装のマナーの一例となります。これらはゴルフ場によって違いますし、もっと気楽にゴルフができるよう服装に関するマナーは廃止しているところも多くあります。

多くのゴルフマナーがある中で、ラウンド中に必要なマナーもたくさんあります。ここからはゴルフのラウンド時に、気をつけておきたいマナーについて詳しく説明していきます。

スロープレーにならないように気を付ける

スロープレーにならないように気を付ける

スロープレーとは、その名の通りプレーが遅いことです。プレーが遅くなる要因はさまざまありますが、スロープレーにより前の組から離れないようにすることは、ラウンドマナーの中で最も大切なことです。

通常、ハーフラウンド(9H)は2時間15分程度で終えることが目安とされており、スタートは7分間隔に設定されているので、ハーフの最終ホールで前組の7分後に自分の組がホールアウトできれば問題ありません。

ただし、初心者ゴルファーがラウンドをするとボールはあちこちに飛んでいきますし、ミスショットをして同じような場所から何度も打つケースも多くなりがちです。そうするとグリーンにたどり着くまでに時間がかかってしまい、この状態が各ホールで続くと前の組から大きく離れてしまいます。

もし、各ホール1分ずつ前組から遅れるとハーフで9分の遅れが生じてしまいます。

このようなスロープレーを防ぐためには、カートからボールへの移動などは速足で歩くことがとても大切です。

後ろの組がティーイングエリアやフェアウェイで待っていて、ゆっくりと歩いている光景を見てしまうと「もっと早く歩けよ!」と怒鳴りたくなってしまう場合もありますし、マスタールームに「前の組が遅すぎる」とクレームが入ることもありますので、できるだけ速く歩くことを心がけましょう。

ボールの行方を最後まできちんと確認する

ボールの行方を最後まできちんと確認する

飛距離は出るけれども、方向性が定まらないという初心者ゴルファーは多くいます。

ボールがあちこちにバラけてしまうような人は、自分のボールが飛んで行った方向、特に落下地点などを注視しておくことがとても大切です。

初心者の場合、あらぬ方向に飛んでいくと、ボールを最後まで追わずに悔しがっていることがあります。同伴者もショットの方向などを確認していますが、自分も最後までボールの行方を確認することを意識しましょう。

同伴者が打つ時には静かにする

同伴者が打つ時には静かにする

テレビでプロの試合をみていると、キャディーが「これから打ちます!」などとギャラリーに声をかけているシーンを見ることもあるでしょう。これはギャラリーが動いたり、話しかけたりするのを止めてもらうため声をかけているのです。

ゴルフは止まっているボールを打つので、思いのほか集中力を必要とします。ショット時に動いているものが見えたり、話し声が聞こえてくると集中ができなくなってしまうため、ショットの際には静かにすることがマナーとなっているのです。

これはアマチュアのラウンドでも同じなので、同伴者がショットをするときやパッティングをするときに、おしゃべりをしたり動きまわることは避けるよう意識しましょう

グリーン上では同伴者のラインを踏まないようにする

グリーン上では同伴者のラインを踏まないようにする

グリーン上では同伴者のボールとカップの間のラインを踏まないようにしましょう。

ライン上の芝を踏むと、その部分が足跡で凹んでしまう可能性があるからです。

特にグリーンが柔らかいときは凹みが大きくなるので注意が必要です。芝を踏んだ時に、少し靴底が沈むような感覚があるときはグリーンが柔らかいと判断してください。

グリーン上では、自分のボールがグリーンオンしたときに芝が凹んでいることがあります。これをボールマーク、もしくはピッチマークといいますが、これを修復するのもマナーのひとつです。

ゴルフ初心者がスムーズにラウンドするためのコツ

初心者ゴルファーがスムーズにラウンドをするためには、いくつかのコツがあります。

このコツを意識するとスロープレーの防止などのマナーアップにもつながります。

ティーイングエリアで意識すべきこと

ティーイングエリアで意識すべきこと

ティーショットは前のホールでスコアの良かった人から順に打つので、初心者ゴルファーはどうしても最後に打つケースが多くなります。

そうすると自分が打つ前に少し時間ができるので、この間にどこに打ったら良いかなどをチェックするようにしましょう。

また自分が打つ際には、素振りは1回ないしは2回程度にすることも大切何回も素振りをする人がいますが、時間がかかるだけではなく、素振りでリキみが出てしまうこともあるので軽い素振りが適切です。

その他、アドレスしてから(構えてから)テークバックまでに異常に時間をかける人もいます。そうすると同伴者は「まだ打たないのか!」とイライラしてしまいます。長い時間アドレスすると筋肉が固まってしまうデメリットもあるので、練習のときからアドレスが長くなることは避けるように心がけましょう。

最後に、同伴者が打つ時は打つ人の真後ろには立たず、アドレスに入ったら話すのを止めて静止することもマナーとして意識しておきましょう。

フェアウェイで意識すべきこと

フェアウェイで意識すべきこと

フェアウェイ(ラフでも同じ)にはクラブを複数本持っていくようにしてください。初心者ゴルファーの場合、ボールがあまり飛ばないことも多々あります。何とか挽回しよう長いクラブばかり持っていくと、またミスをしてしまうこともあります。そのため、長いアイアンだけでなく確実に前に飛ばせるクラブも持っていくと良いでしょう。

ショットの時には、使わないクラブは自分の正面の見えるところに置いておくことをオススメします。後ろや背後に置いておくと、クラブを置き忘れてしまう可能性があるからです。

また、グリーン近くまで来てグリーンオンさせる時は、サンドウェッジやアプローチウェッジもしくはピッチングウェッジなどを数本持って行くことも意識しましょう。パターも同時に持参すると、カートまで取りに戻る時間を削減できます。

グリーン上で意識すべきこと

グリーン上で意識すべきこと

グリーンオンをするとパターを使うので、持ってきたウェッジ類はグリーン周りに置いておくことになります。このウェッジ類はグリーン周りのカラーの部分で、カートに最も近い場所に置くようにしましょう。

フェアウェイからグリーンに上がってくる場所に置く人も多いのですが、カップインをした後、遠いところまで取りに戻らなければなりませんし、置き忘れの原因にもなります

カートで意識すべきこと

カートで意識すべきこと

カートは後続の組のために早く移動させることが大切です。

例えば、クラブをバッグに戻し、整理をしてから着席するゴルファーがいます。そうするとカートをスタートできず、時間がかかってしまいます。

特に自分が最後にカートに戻ってきた時はクラブを持ったままカートに乗り、できるだけ早くカートをスタートさせ、次の停止位置にきたときにクラブをバッグに戻すようにしましょう

ゴルフ初心者はマナーを守ってスムーズなラウンドを心がけよう!

ゴルフのラウンドマナーとは同伴者や他の組の人たちが気持ちよくプレーができるようにするための方法です。

初心者で「自分は下手でプレーに時間がかかってしまう」という思いから人に迷惑をかけるのではないかと心配になりますが、たくさん打ってしまうことが迷惑なのではありません。もちろん、たくさん打つと時間がかかってしまいますが、それに対してのんびりと対応していることが迷惑なのです。

ラウンドで最も大切な「スロープレー」にならない動き方をマナーとして知っていれば同伴者は気持ちよく対応できますし、後続の組に対しても気を使わなくて済みます。最初は大変ですがすぐに慣れますので、効率的な動きでゴルフのラウンドを楽しんでください。

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この記事を書いた人

d.ishidaのアバター d.ishida ゴルフライター

会社役員を退任後、趣味のゴルフを活かして、ゴルフ関連の記事執筆を行う。また、現役シニアツアープロのYouTubeチャンネルの運営・企画・撮影・編集も担当している。

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