まもなくラウンドデビュー!練習はそれなりにしてきたけれど、初めてのラウンドはとても緊張しますよね。
それ以前に、初ラウンドに向けて何を準備しておいたらいいのか、何を購入しておいたらいいのか悩む人も多いはず。
今回は購入しておいたほうがいいものと、それぞれの金額相場・選び方について解説します。ぜひ参考にしてください。
ゴルフ初心者必見!ラウンドデビュー前に買うもの/金額一覧表
ゴルフ用品にはいろいろと種類があります。必須で買うもの、買うと良いものを一覧表でまとめました。
買うもの | 金額相場 | 買うと良いもの | 金額相場 |
---|---|---|---|
ゴルフクラブセット | 30,000~150,000円 | ボールケース | 500円~ |
キャディーバッグ | 10,000~70,000円 | グリーンフォーク | 300円~ |
ゴルフシューズ | 5,000~25,000円 | ラウンドバッグ | 2,000円~ |
ゴルフ用グローブ | 700~2,500円 | 距離測定器 | 10,000円~ |
ボール(1ダース) | 1,500~7,150円 | ||
ティー | 100円~ | ||
レインウェア | 3,000~20,000円 |
ゴルフクラブセット
ゴルフクラブは他の人から貰ったり、レンタルしたりして練習をしてきた人も多いはずで、ラウンドデビューに向けて自分のクラブを購入したいと思っている人もいるのでは?
ただしその中には、14本すべてのクラブを準備するべきか、ハーフセットでも良いのか悩む方もいるはず。
最低限必要なクラブはドライバー、ウッド、ユーティリティー、7番アイアン、9番アイアン、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、パターの8本のハーフセットです。
初心者の間は8本程度のハーフセットで、上達に応じて必要なクラブを追加する方法もありますが、最初からフルセットで購入する方が楽だという考え方もあります。初心者向けのゴルフクラブセットの場合、12本セットでキャディーバッグまでセットになっているものもありますので、フルセットを購入するかハーフセットを購入するかは予算に応じて決めればよいですよ。
キャディーバッグ
ゴルフクラブは他の人からもらったけれど、ラウンドに向けてキャディーバッグがないという人もいるでしょう。ラウンドに行く以上、キャディーバッグは必須になります。
キャディーバッグにはカート式とスタンド式の2つのタイプがあり、カートタイプは直立するもので、スタンド式はスタンドで支えて斜めに立たせます。カート式は収納がたくさんできますが大きくて重いものが多く、スタンド式は収納力が劣りますが軽量のものが多くなります。
最近はゴルフを始める人が増えていて、どちらかというと軽量タイプのスタンド式のキャディーバッグが増加しています。
初心者のうちはできるだけ軽量タイプのスタンド式を選んでおくとよいでしょう。ただし、スタンド式キャデイーバッグは入れられる本数が少ない場合もあるので注意が必要です。
キャディーバッグ用ネームタグ
キャディーバッグには必ずネームタグ(ネームプレート)を取り付けておかなければなりません。これはゴルフ場のスタッフがキャディーバッグをカートに積み込むときに誰のものなのかを判断するためです。
キャディーバッグを購入したときには、ネームタグが付属していることがほとんどです。このネームタグはゴルフショップなどで頼めば、印刷してくれたり名前を彫ってくれます。
もし、ネームタグがない場合は、ネットや文房具店などで販売しているネームタグを購入して、手書きでも良いですからキャディーバッグに取り付けておきましょう。
ゴルフシューズ
練習場ではスニーカーで練習している人も多いかもしれませんが、ゴルフ場にはスニーカーNGのコースもあるため、ゴルフシューズは必須です。
ゴルフシューズは大きくソフトスパイク式とスパイクレスの2タイプがあり、ソフトスパイク式は靴底に爪のような形状になっているスパイクが靴底に付いています。グリップ力が高いものも多く、スイングで踏ん張りが効きますし、ラウンドで斜面を歩く場合にも滑りにくいのが特徴です。
一方、スパイクレスシューズはスパイクが無く、そのかわりに靴底の凸凹が通常のスニーカーに比べて大きくなっています。ソフトスパイクタイプに比べて、グリップ力は落ちますが、歩きやすく疲れにくくなります。初心者ゴルファーには、歩きやすいスパイクレスシューズもおすすめですよ。
また、シューズを締めるのには靴紐タイプとダイアルタイプの2種類があります。ダイヤルタイプはワンタッチで締めたり緩めたりできるので、靴紐タイプに比べて割高にもかかわらず人気があります。
ゴルフグローブ
ゴルフグローブの素材には、天然皮革製と人工皮革製、もしくは合成皮革製とに分けられます。
天然皮革で作られたグローブの多くはエチオピアシープという羊の皮で作られています。一方、人工皮革は表面を天然皮革に似せたコーティングを樹脂製の布の上に施して、見た目が天然皮革のように見せたもの、合成皮革は樹脂製の布をそのまま使用しています。
天然皮革製は手にしっくりときますが破れやすく高価です。一方、人工皮革製はフィット感は落ちますが、耐久性に優れていて、価格もリーズナブルなので、初心者は人工皮革のグローブで良いでしょう。
またラウンドでは、1枚ではなく2~3枚程度を持参しておくとよいでしょう。雨などで濡れてしまうと滑りやすくなるので交換できるものを持っておくと安心だからです。
ゴルフボール
ゴルフボールはディスタンス系、スピン系の2タイプに分けられます。スピン系ボールは表面が柔らかくスピンがかかりやすいボールです。 ピンをデッドに狙ったり、アプローチでスピンをかけてボールを止めるなどコントロールショットがしやすい上級者向けボールです。
ディスタンス系ボールはコアが柔らかいのでボールが潰れやすくスピン量が減り飛ぶ構造になっています。 自分の力とゴルフクラブでボールを叩いて飛ばすのではなく、ボールの性能を利用して簡単に飛ばすことができる初心者向けのボールといえます。
また新品のボールの他、ロストボールといって、ゴルフ場で紛失したボールを再利用しているボールがあり、価格もかなりリーズナブルなので、デビューの時はこのボールを利用してもよいでしょう。そのほか、最近人気が出ているホンマの「D1」は新品にも関わらず価格もかなり安いので、新品を使いたい初心者ゴルファーには特にオススメです。
またラウンドデビューではボールを無くす可能性も高いので、10個以上のボールを準備しておきましょう。
初心者におすすめのゴルフボールについては、下記記事でも紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
ティー
ティーとは地面に刺して、ボールを乗せる道具で、各ホールの最初のショットはティーの上にボールを乗せて打つことができます。ティーにはロングティーというドライバーで使う長めのものと、アイアンで使用するショートティーがあり、この両方のタイプを準備しておかなければなりません。
素材は木製のものからプラスチック製のものまで多種多様なものがありますが、ティーはショットの後にどこかに飛んでしまって見失うことも多いので、安価な木製のティーを購入しておくとよいでしょう。
レインウェア
良い天気の日にラウンドデビューをしたいのは当然ですが、ゴルフの場合は多少の雨でもラウンドするのが普通です。
ゴルフ場には備え付けの傘があることが多いですが、ショットをする際には傘はさせません。すると雨に濡れてびしょびしょになってしまい、ゴルフどころではなくなります。
天気予報で雨の可能性があるなら、ゴルフ用のレインウェアも準備しておきましょう。
ラウンドポーチ、ボールケース、グリーンフォーク、マーカーなどの小物類
ラウンドポーチ(ラウンドバッグ)といわれる小さめのバッグがあります。このバッグにはさまざまな小物や小さなタオルなどを入れておくと便利です。
ボールケースは予備のボールを入れる小さなケースで、腰にぶら下げていつでも取り出しができるものです。ボールを紛失したときにカートまで戻らなくてもよいので、購入しておいてもよいでしょう。
グリーンフォークはグリーンにできた凹み(デボット)を修復する用具です。ゴルフ場にプラスチック製のフォークが準備されている場合もあるので、無理に購入する必要はないかもしれません。
またグリーン上ではボールを拾い上げられますが、その場所を明確にしておくマーカーというものがあります。これは必ずゴルフ場に準備されているものなので、特別な理由がなければラウンドデビュー前に購入しておく必要はありません。
距離測定器
距離測定器は、自分の立っている位置からピンなどまでの距離を測る器具です。GPSタイプのものとレーザータイプの2種類があります。
GPSタイプはGPSで自分が立っている位置とグリーンの中央部の距離を測定します。レーザータイプは自分の位置からレーザーでピンの位置や障害物の位置を測定できます。
残りの距離を測れるためクラブ選びがスムーズに進みますが、このアイテムはラウンドデビューで無理に購入しなくても、ラウンドに慣れてきてから購入してもよいでしょう。
ゴルフ初心者が買うものは安いアイテムでもOK!
今回の記事では、ラウンドデビュー前に購入しておかなければならないものと、購入しておいても良いものをご紹介しました。
ブランド品やメーカー品は比較的高額になりますが、リーズナブルな価格で販売されているものも多くあります。
これからのゴルフに対する考え方や取り組み方で、どれくらいの金額のものを買うかを決定すれば良いですよ。
初心者ゴルファーの方は、ぜひ下記記事も読んでみてください。